MARYLAND DEATH FEST report by Ryota (DEATHLIKE SILENCE) part 2


5月22日(木) MDF2014 (一日目) @ RAMS HEAD LIVE

この日からMDF本チャン。
再度トニーの店へ。トニーはとてもナイスガイだった。どうやら来月6月に日本へ行くとの事。
彼はもう6回も日本へ訪れた事があるようだ。
店でREDNECKSやBEYOND DESCRIPTIONなどの日本のバンドのレコードを見つける事が出来た。
レコードだけでなく様々な書籍も多数あった。どうやらトニーはもう一人と共同経営しているみたい。
MDF開催の影響もあり、スウェーデン人のバイヤーが来たり、とても忙しそうだったので、日本での再会を約束しつつ店を後にする。


そういえばラーメン屋天天という店がなかなか美味かった。下手な日本のラーメン屋より美味いかも。たこ焼きは完全に冷凍だけど。

ラムズヘッド(RAMS HEAD LIVE)というライブハウスは二階、三階席(は有料)もあるハコで、多くのメジャーバンドがライブをしている。隣が有名なクラブだとかで、この周辺はギンギラギン。週末はとても賑わっている様子らしい。

しかし、ラムズヘッドのドリンクは不思議で、開演前はビール3ドルで、ショウが始まったら7ドルに上がる。。もう少し早く気づけば良かった。。ピザは美味かった。

さて、初日からHEAVYな面子。体力が持つか。。
TRIPTYKONはギーガー(H.R.GIGER)の追悼とのことで出演を辞退したらしい(是枝さん情報)。
トム(THOMAS"WARRIOR"FISCHER)との交友関係を聞けば当然のことかもしれない。

COFFINSの物販はライブやる前から賑わっていて、メンバーも忙しそう。
挨拶もそこそこにライブの撮影へ

SEVEN SISTERS OF SLEEPは日本国内でも注目度が高いドス黒いスラッジコア。
見た目もリフもサグい。アートワークとかも含めて好きなバンドだったのでライブが見られて良かった!
動画はこちら http://youtu.be/6MqCwD_CFyE

来日経験もあるオーストラリアのドゥーム・スラッジバンドのWHITEHORSE。
デスメタルにもバックグラウンドを感じるサウンドだった。Vo.の動きがどことなくキュートでした(笑)

2000年代から活躍しているドゥーム・スラッジバンドのSOURVEIN
ELECTRIC WIZARDのセカンドギタリストのリズ(LIZ BUCKINGHAM)が在籍した事でも知られている…よね? Vo.が荒々しい事もあって結構好みだった。
動画はこちら http://youtu.be/-Zu-yku6ifE

TORCHEはストーナー・ドゥームでポップでヘヴィで爽やかなサウンドという不思議なバンド。
パンクロックみたいな曲調もあったし、歌い上げてるし、聴いてる音楽のバックグラウンドが広いんだろうな。ライブも結構良かった。

さて、いよいよCOFFINSの出番である。
会場から響いてくる怒号のような歓声。見ている方が緊張してしまう。
そして下手側フロアからの黄色い声援… イケメンは滅びるべし! 心からそう思った(笑)


野獣たちの宴が始まった。

千切れんばかりに頭を激しく振るMETALHEADS、開始2分早々でタフガイ達のモッシュが巻き起こる。
この会場の誰もがこの瞬間を切望していたのだ。
COFFINSは約45分間の演奏を終えた。
間違いなく、この日一番の盛り上がりだった。贔屓目なしに素晴らしいライブだったと思う。

CROWBERはよくPANTERAとつるんでいたバンドのイメージがある。
日本では割とマニアックなバンドに位置づけられると思う。
貫禄があり、見た目とは裏腹なストイックな演奏だった。

とても濃い一日だった。やっぱりTRIPTYKON見たかったなぁ。
案の定、帰り道に足が痛くなるってね。。ホテルでカップラーメンすすって就寝。

part 3 へ続く