FINAL EXIT Central Europe Tour 2014 report by Ryohei Kikuchi pt.8



ツアー最終日

やはり早朝に目覚めてしまう。
そうしたら、ネットのニュースでウクライナ上空で民間機が撃墜されたとの情報
む~ん・・・あの辺って帰りの飛行機の通り道じゃなかったっけ・・・??
帰り大丈夫か!?

その後、暇なので部屋を出て廊下の窓から外の写真を撮ったりしてたら偶然同じ階に泊まっていたCRIPPLE BASTARDS(from イタリア)のジュリオとバッタリ
ジュリオは3月のOBSCENE EXTREME ASIAの時に来日してて、その時に競演した仲
そして、前日のライブでもまた競演してもらったので、そのお礼を言ったりお客さんから一緒にやった曲を絶賛されたって事を話したりして部屋に戻った

ホテルからの風景、トルトノフこんなのどかな街です

そして朝食を食べに食堂に
食堂にはジュリオやダン・リルカがいて豪華グラインドコア競演
他誰かは分からないがOEFに出演したであろう雰囲気の人達ばかり。
中には「昨日最高だったぜ!」なんて言ってくれる人も。(後から知ったのですが、Wehrmachtのメンバーだったようです。)

そして、朝食はビュッフェ方式!なんか嬉しいw
ボイルしたソーセージとか美味し!
ホントこのツアー朝食だけはどこに行ってもハズレ無し!

朝食終えて部屋に戻る時に三たびジュリオに会ったので一緒に写真を撮る

ジュリオと

古い日本のハードコアバンドのTシャツを見せびらかしてきてご満悦のジュリオ
本当に日本好きらしく、また日本で会おうと言ってくれました
ウチらよりも古くからやってるベテランバンドだけど、威張ったところが全くなくとてもやさしく良い人ですジュリオ

そして、チェックアウトをしてフェス会場へ
もうツアーでのライブは全て終了してこの日は帰るだけなのだが、最後に大仕事が
それは時間が許す限り物販を売りさばく事
とにかく、帰りの荷物を出来るだけ減らさないと重量オーバーで追加料金かかるからね

売り始めてみると、出演した前日ほどではないものの、そこそこお客さんが来てくれる
そして、一緒に写真撮ってとの依頼もちょくちょく
日本ではこういう事って無いからね~、外タレ気分ですよ

熱狂的なファンのおじさん。この人後にオフィシャルブートライブ12”とかも作っちゃうほんとマニアです~!

結局、CDの売り上げはイマイチ伸びなかったけど、Tシャツはツアー用のは見事完売!
もう一種類のロゴTシャツも持ち帰りは7枚だけと、思っていた以上の売り上げ
ただ、残ったTシャツのサイズがXLやXXLという、日本ではなかなか売れなそうなのばかり
XXLサイズは2枚残ったけど、売れそうにないから一緒にツアーを回ったTHE KILLの巨漢ドラマーのジェイに1枚あげたよ

実は、Tシャツを作る際に主催者のチュービーにサイズについて相談したら「XLやXXLを多めに作れ」との返答があり、欧米ではやはり大きいサイズが売れるんだな~なんて思っていたら、意外とMやLが一番売れる事に
Sサイズは少なくていいと言われてたから少数生産にしたら、意外と女の子が買ってくれて、初日のフェスでほとんど売り切れてしまった次第
結構体格の良い女の子がSサイズを買ってたのは驚いたけどねw
Sより小さいガーリーサイズは無いのかとも聞かれたりしたので、そっちも作っておけばもっと売り上げ伸びたかもしれなかったなと

午後2時に会場から空港まで車で送ってもらえると言う事で、荷物をまとめてツアーを一緒に回ってくれた運転手のオットやTHE KILLのメンバーにお別れの挨拶を
泣いちゃうかもなと思っていたけど、結構ドタバタしてたりで泣くまでには至りませんでしたw

最後にCurbyと!

その後建物を出て、車を手配してくれたチュービーと一緒に車が来るのを待つが、しばらく来ず待つ事に
今みんなとお別れしたけど、すぐそこの建物にみんないるんだよな~、出てきて会ったりしたら拍子抜けだななんて思いながら待ってました
そんなこんなしていたら、ようやく車到着
最後にチュービーともお別れの挨拶をして、空港へと向かいました

しかし、車が走り出して20分くらいしたところで、運転手に一本の電話が
車を停めてしばらく話をしていて、なにかあったのかなと思ったら、電話を切るや否や「戻るぞ」との事
え?何?と思ったら「何か忘れ物してないか?」と聞かれたので、荷物を調べてみると、スネアドラムを見事に忘れていました 。やっちまった~

というわけで、もと来た道を戻り再びフェス会場へ
会場の入場ゲート前で車を停めて、運転手が忘れ物を取りに行ってくると言ったので、暫く車の中で待っていたのだが、なかなか帰ってこないので、車外へ出てみる
すると、偶然スロバキアでタイヤがパンクした時に迎えに来てくれた人と再会
あれ~、なんて言ってちょっと喋って写真を一緒に撮っていたら他の人も一緒に写真撮ってくれって言ってきて、またもやロックスター気分
気分良い!やっぱ帰りたくない! (笑

そうこうしている間に運転手が戻って来て改めて空港へ出発
一時間近く時間をロスした事もあって、空港に着いた時にはすでに搭乗手続きの時間が始まっていました、危なかった
でも家族へのお土産が全く買っていなかったので肉やら何やらを急いで買う。

急いで手続きをすると、預け荷物が重すぎるからこのままでは超過料金を払わなければならないとの事
そりゃ、売れ残ったCDが100枚近く入っているからね、お土産とかTシャツもあるし
仕方ないので、CDなどを出して持ち込み荷物用のバッグに詰め込んでなんとかクリア
でも、明らかに持ち込み荷物が限度の8kgよりオーバーなんだけどな・・・
しかし、持ち込みに関しては重さを量る事もなくクリアできました
その辺は結構アバウトで助かりましたトルコ航空

そしてチェコを後にしたのであった・・・
心配された撃墜の話もルートがズレていたようで無事に。



そんなこんなで最後にドタバタありでツアーが終わりました

FINAL EXIT "Central Europe Tour 2014"総評。
初ツアー・初海外(自分は初飛行機(笑))だったので行く前は多少の不安もありましたが、行ってしまえばそんなんどこ吹く風・ものすごくエキサイティング で楽しい1週間でした。1週間で5公演という短いツアーでしたが、ホント自分のこれまでの人生の中で最高にエキサイティングで楽しい時間を過ごす事が出来 ました!
あと思ったのは、今回行ったチェコ・スロバキア・ポーランドのライブ会場、会場の規模や種類(例えばパブだったりとか・・・)は違えど、どこの会場でも必 ず出演バンドには十分な飲食が提供された事が日本のライブハウスのシステムと違う所だと思いました。(まあ、出演者じゃない人たちもバンド用のを食べたり してましたが(笑))
例えばスロバキアのパブでは、飲み物はパブ提供でしたが、食べ物は企画者の奥さんの手料理だったりと、スタイルは違えど皆でシェアしてツアーバンドをサポートすると言うスタイルが出来上がっていて、心が温まりました。
まあ、飲食の事だけではないですが、今回初めて海外でライブをしてみて、企画者・ローカルバンド・お客さんが一体となってツアーバンドをサポートしてくれているなというのを体感しました。
20年来やりとりして来た海外の友人との初見、また新たなつながりが出来たりと本当に充実した時間を過ごす事が出来ました。
是非、また機会があればどんどん海外に出て行って演奏したいと思ってます!
最後に今回のツアーでお世話になった全ての人々に感謝します!
Ryohei / FINAL EXIT 2014

あと今回最も教訓になったのはいくら時間が無くても家族へのお土産はきちんと買う事!
子供達へのお土産が全然買えず、奥様にこっぴどく怒られました。(苦笑

最後に、楽しかったぜ、友よ!
また会おう!

I want to say special thanx alot to : Curby/Obscene for invite us tour,Otto/PFOD/Lycanthropy booked us PFOD (He was also driver of the tour!),Nik/Jay/Robby & The Kill toured us together!
Also thanx alot to: Andy / EDH, Richard/Rado/Jan and Sedem Minut Strachu, Strong As Ten, Lycanthropy,Turbokrieg, Usurpress, Chiens, Whoresnation, Livisted, Dishell, Controlled Existence,many bands played with in PFOD and OEF 2014 and audience of our gigs and many old and new friends of mine to met there!
And Kultivation for this tour report!!!!!
Thanx alot everyone, we want to go tour again in future!
Ryohei / FINAL EXIT Dec.2014
And Kultivation for this tour report!!!!!